Mac・Numbersでつくる度数分布表

使っている主要PCをすべてMacにしたこともあり、エクセルからNumbersに乗り換えて、大学の成績を付けるようになった。

今年は、100人超え科目があり、成績度数分布を作ったり、59点未満をDと割り振ったり、便利な関数はないのかと探していると、MacかつNumbersでそうしたブログ記事を挙げている人が非常に少ない。ここでは、海外のサイトを参考にしたりしながら、分かったことを、手順としてメモしておく。

もっと便利なやり方があれば、教えて下さい。
(Numbers 6.1、MacOS Mojava 10.14.5)

 

この記事では、度数分布表のつくりかたをメモ。 

①成績が書かれた表を作成する。

②度数の範囲の一番大きい数だけを書いた列を作成する(下図のD列)。例えば、10点〜19点の範囲の個数を調べたければ、19と書く。

③index関数を使用するため、各度数に対応するよう、1から順に番号をふる(下図のE列)。

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④度数分布表を関数を使って作成するため、F列をあらたに追加する。

⑤一番上の列(下図のF2)を選択し、「新規数式」を作成。

⑥数式バーが出たら、「index」と書き、エンター。そのまま、「frequency」と書き、エンター。

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⑦「数値範囲」とは、標本のことを指す。今回は、B2〜B14に標本がある。数式バーの「数値範囲」を選択し、B2〜B14をドラッグして選択。さらに、数式バーの「数値範囲」にプルダウンメニューが表示される(▽マーク)ので、クリックし、「行を保持」「列を保持」をすべて選択。

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⑧「期間」とは、度数のことを指す。今回は、D1〜D12。「期間」を選択し、D1〜D12をドラッグして選択。⑦と同様に、「期間」に表示されているプルダウンメニューから、「行を保持」「列を保持」をすべて選択。

⑨「行位置」とは、indexの番号を指す。今回は、E1〜E12。「行位置」を選択し、E1〜E12をドラッグして選択。⑦と同様に、プルダウンメニューから「行を保持」「列を保持」をすべて選択。

⑩数式バーのチェックマークをクリックすると、F2に0点の数(1)が表示される。

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⑪F2を選択し、セル下辺の真ん中に表示されている黄色い丸をクリックし、F12までドラッグしていけば、順次、個数が表示されていく。

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